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心に突き刺さるアツイコトバ [生き方]

今回は【アツイコトバ】のご紹介です。

アツイコトバ

アツイコトバ

  • 作者: 杉村 太郎
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本


この本は2006年2月頃に近所の書店を物色している際、たまたま目に付いたので購入しました。真っ赤なブックカバーに包まれ、帯の「死ぬ気でやれよ、死なないから」という文字があまりにも強烈だったので、即買いしてしまいました。

この【アツイコトバ】は、短いけれども強烈にアツイ40のコトバと、その1つ1つのコトバの意味(真意)について書かれています。また、1つ1つのコトバの意味(真意)についても、たくさんのアツイコトバが散りばめられており、真っ赤なブックカバーもあわせ、この本の全要素がタイトルそのものを表しています。

例えば、「危険な方を選べば、すべてが正解だ」というコトバについては、「なぜなら、真の感動も快感も、自分への勝利も、危険のその先にしかないから。ぶっ倒れるまで挑戦し続けよ。意思のままに。欲望のままに。そして今夜も、疲れ果てて眠れ。」と書かれており、また「悩むことはスイートなこと」というコトバについては、「さぞかし気持ちいいのだろう。普段たるんでる分、悩むことでちょっぴり真剣になれている自分を感じることが。」というように書かれています。
極めつけは冒頭にも書いた「死ぬ気でやれよ、死なないから」というコトバです。ここまで言い切ってしまう作者の生きる姿勢というのは、ぐうの音も出ないほどの迫力でした。
※(注意)これらコトバの意味(真意)については、私の独断で一部抜粋したものです。本文はもっと長くきちんとしたコトバで説明されています。

私はこの本を読んで、頭をハンマーで叩かれる位の衝撃を受けました。『自分の考えや生きる姿勢はまだまだ甘すぎる』と痛感させられたのです。特に、「二度と還らないものを知れ」というコトバでは、「自分のことではない。大切な人が。犠牲になるのは、いつも、自分に非常に近い愛する人だ。取り返しのつかない事態になって泣き濡れて自分を責め続けても、還ってはこない。」という文を読んだ時は、思わず絶句してしまいました。※(注意)これも、私の独断で一部抜粋したものです。

これらのコトバたちは、人によっては乱暴で刺激が強すぎるように感じるかもしれません。でもこれほど飾りっけのないストレートなコトバは、私にとって1つ1つが心に突き刺さるものでした。
また、この本を読んでいると、実際に作者と対面してるかのような感覚にとらわれ、そして妥協が一切許されない状況に追い詰められる感覚にもとらわれました。本当に衝撃的でした。

なお、この本では単に衝撃的なコトバだけではなく、作者自身の目標設定の方法や、イメージ法についても紹介されており、それらはとても参考になっています。
私はモチベーションが落ちてきた時に、よくこの本を読み返しています。それにより、『自分の今の気持ちなんてまだまだ甘い』と再認識させられ、モチベーションアップに貢献してもらっています。

この目の覚めるような数々のアツイコトバに触れたい方は、是非ともご一読下さい。それだけの価値はあると思いますよ!


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つぶ庵

はじめまして。
メルマガ 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
にあったリンクからきました。

有意義な本を読まれていますね。
大変参考になります。
180冊の本を読破したとはすごいですね。

私も最近同じようなBlogを立ち上げので、
お互い頑張りましょう。

これからも遊びに来ますので、
その時はよろしくお願いします。
by つぶ庵 (2006-09-02 08:41) 

ひろすけ

つぶ庵さま、コメントを頂きましてありがとうございます。

実は私は遠距離通勤(片道2時間弱)なもので、いつぞや
からか、その時間を読書にあてるようになりました。
そして気付くと購入した本が180冊を超えていました。

つぶ庵さまのブログ、拝見させて頂きました。
とてもすばらしい書評ばかりで、私のブログなど足元
にも及ばないですね^^;

同じような志を持たれている方との出会いはとても
うれしいです。お互い頑張りましょうね!

私もつぶ庵さまのブログにちょくちょく遊びに行きます
ので、その時はどうぞよろしくお願いします。
by ひろすけ (2006-09-03 00:07) 

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